
昨年より一週間も早く、りんごの花が満開になりました。
今年は暖かく、受粉を助けてくれるミツバチも元気に飛び回っています。
ただ、4月8日と9日の明け方に気温が氷点下まで下がり、残念ながら私たちのりんご園でも霜の被害を受けてしまいました。
りんごの花芽は、中心にひとつ、その周りに4〜5個ついています。
りんごは開花の時期に強い冷え込みや霜にあたると、めしべが凍ってしまい、その花は実を結びません。
最も早く咲く「中心花」は特に霜の影響を受けやすく、傷んでしまった場合は、その周りにある二番手、三番手の「側花(そっか)」を残して育てていくことになります。
このように霜害にあっても、ある程度挽回はできますが、そのためには通常よりも手間を要するため、負担感が増してしまいます。
来週から始まる摘花・摘果の作業を精一杯頑張るしかありません。
その前に、草刈りやビーツなど野菜や田植えに向けた準備など、今のうちにできることをひとつずつ進めています。

毎年、りんごづくりで面白いなと思うのが、花が咲く順番と、収穫する順番が必ずしも同じではないことです。
春には早く花を咲かせる品種でも、秋になると意外と遅くまで樹に残っていることがあります。
たとえば王林は比較的早く開花しますが、収穫は11月中旬ごろ。
王林と同様に早く開花するぐんま名月、メイポールなどはほかの品種の受粉を助ける役割も持っています。
花粉をしっかり出してくれるため、りんご園では主役の品種を支える大切な存在でもあります。
こんな春のりんご園の情景を思い浮かべながら、
秋のりんごを召し上がっていただけたらと思います。

\お知らせ /
- 4月25日(土)に多摩市で開催予定の「水辺のマルシェ」に出店します!
今回も越冬りんご、サリカ米、各種ジュースやジャムなどをご用意していますので、お近くの方はぜひお立ち寄りください!
時間は10:00~16:00です。今回も土曜日のみの出店です。
詳しくは多摩中央公園「水辺のマルシェ」からどうぞ。 - 越冬りんご、まだあります!
サンふじとシナノゴールド、どちらもシャッキリ食感健在です。
ご注文はオンラインショップからどうぞ。


