農園について

誰もが、農業とつながれる社会へ

私たち夫婦、木下佳信・木下亜紀は長野県駒ケ根市でりんご・野菜・米を育てています。
2016年、3人の子どもたちとともに東京から移り住み、小さなりんご畑から農業を始めました。

夫婦ともに前職はJICA(国際協力機構)で国際開発の仕事をしていました。
佳信は大学時代に学んだ農業土木の専門性を活かした途上国の農業支援に関わる中で、日本の農業の未来に強い危機感を抱くようになりました。
農業者の高齢化や農業人口の減少、耕作放棄地の増加、農村の疲弊など。

とりわけ、農業人材不足の問題に危機意識を持ち、「日本の農業をなんとかしなきゃ」という強い思いが、就農の原点でした。

はじめは3種類だったりんごも、10年の歳月を経て約20種類に増え、畑の面積も10倍に拡大しました。
現在では、りんごに加えて野菜や米も育てながら、一年を通してりんごを楽しんでいただける商品づくりにも取り組んでいます。

農業には、人の暮らしを支え、地域や社会をゆるやかにつなぐ力があります。
食べることを通して、自然や季節を感じること。
食べる人も農業の現場を知り、作り手とつながること。
そんな小さな循環が、これからの社会にとって大切になると私たちは考えています。

そうしたつながりの中で、作り手としてできることに精一杯取り組んでいきたいと考えています。

それは、心と体の平穏が得られる食べ物を作り、届けること。
農業と農村の「今」を伝え続けること。
食べる人が農業に関わり、農村とつながること。

これからも10年の経験をもとに、“Agriculture for All”を合言葉に、多くの方と将来の農を形作っていきたいと願っています。

持続的な農業の実現に向けて

私たちは、国際協力の分野で長年働く中で、持続可能な発展には「人」と「現場」が何より重要であることを学びました。
その経験は、農業や地域に関わる現在の仕事においても、私たちの考え方の礎となっています。

とりわけ大切にしているのが、「持続性」という視点です。
どれほど良い取り組みでも、未来へ続く仕組みがなければ、その価値は長く残りません。
農業の現場に移った今も、この考えをもとに、私たちにできる形で社会に貢献していきたいと考えています。

長野県のSDGs推進企業としての取り組みもその一つであり、小さな農家でも実践できる持続可能な農業の形を模索しています。
同じ志を持つ人たちとのつながりを大切にしながら、これからも持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいきます。

環境

バイオマス有効利用によるCO2排出量の削減

2030年に向けた主な取り組み

  • 剪定枝のチップ化による土壌還元
  • ​剪定枝を炭化して土壌改良剤として活用

社会

多様な農業の担い手の参加促進

2030年に向けた主な取り組み

  • 地域の女性の雇用
  • ​農副連携の推進
  • 農村ー都市交流事業実施

経済・社会

2030年に向けた主な取り組み

  • 麦等の土地利用型作目との複合経営
  • ​加工用果樹栽培の実証・導入
  • 気候変動に対応した作物の導入

これらの取り組みを通じ、環境負荷の低減と地域との共生を大切にし、社会課題の解決とよりよい未来づくりに貢献しています。

※SDGsの詳細については外部サイトをご覧ください。

企業情報 – りんごのきのした農園 – NAGANO SDGs BUSINESS PORTAL 長野県公式 長野県SDGs推進企業情報サイト
長野県内で、SDGs達成のために具体的なアクションを進める企業等の情報ポータルサイトです。

農園の一年

りんご作りや農園の営みは、収穫の季節だけではありません。
冬の剪定から始まり、春の花や実を摘む作業、春から秋までの草刈り、秋の収穫、そして冬人参の収穫まで、一年を通してさまざまな仕事があります。

私たちは、こうした農園の日常を、多くの方と共有していきたいと考えています。
収穫体験だけでなく、農作業のお手伝いや交流イベントなど、気軽に農業と関われる機会も少しずつひらいています。

農園に関わってみたい方へ

収穫体験のほか、季節ごとの農作業のお手伝いや交流なども、タイミングに応じて受け入れています。

また、教育機関との連携にも積極的に関わっています。
探求授業やゼミ活動、学生ボランティアなど、さまざまな形で学生・生徒を受け入れてきています。

農作業の体験だけでなく、日本の農業・農村の現状、気候変動と農業、持続可能な農業、地域との関わりなどをテーマに、現場を通した学びや交流の機会づくりにも取り組んでいます。

受け入れ事例:東京農工大、中央大学、立教大学、信州大学、上伊那農業高校、Lycée Français International de Tokyo、駒ヶ根市内保育園・小中高校、JICA国別研修(ネパール)など

少人数での訪問から、ゼミ・学生団体の活動まで、内容に応じてご相談可能です。
ご興味のある方は、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

年間スケジュール

りんご作物その他の活動
1月りんごの剪定・施肥
りんご加工品作り
人参収穫・出荷
梅の剪定・施肥
2月
3月剪定枝の片付け
バイオ炭作り
薪割り
4月りんご摘果
田植え準備
人参畑とビーツ畑の準備
じゃがいも植え付け
草刈り
マルシェ出店
5月田植え
ビーツ播種・除草
キウィ畑施肥
小梅収穫
6月中梅収穫・梅加工品仕込み
ビーツ除草
人参畑施肥
キウィ摘果
麦収穫
7月りんご摘果
早生りんご収穫・出荷
中梅収穫
ビーツ収穫・出荷
人参畑太陽熱土壌消毒マルチ張り
じゃがいも収穫
8月ビーツ出荷
人参播種
9月りんご収穫・出荷ビーツ出荷
人参除草
稲刈り・はざ掛け
10月りんご収穫・出荷
ふじ収穫前着色管理
稲脱穀
11月りんご収穫・出荷キウィ収穫
12月人参収穫・出荷マルシェ出店

りんごのきのした農園へのアクセス

  • バス:駒ヶ根バスターミナルまでの所要時間
    東京方面から…高速バスで約3時間半~4時間
    名古屋方面から…高速バスで約2時間半
  • 電車…JR飯田線駒ヶ根駅までの所要時間
    東京方面から…新宿から約3時間半
    名古屋方面から…名古屋から約3時間半
  • お車…中央道駒ヶ根ICから農園及び事務所まで約15分​
  • 自宅兼事務所
    Googleマップで検索する際は 長野県駒ヶ根市中沢原12224 で検索してください。
  • りんご園(駒ヶ根市東伊那地区)

りんごのきのした農園のりんごや加工品を味わえるお店

※取扱商品は、季節や店舗によって異なります

  • ホテル千畳敷  2612 Café & Restaurant(駒ヶ根市)
  • カフェクレープリー ル ブルターニュ(東京・神楽坂)
  • Penke Penke Lodge & Hotels(白馬村)
  • 万平ホテル(軽井沢町)
千畳敷カール

ご購入いただける店舗

※取扱商品は、季節や店舗によって異なります

  • 駒ケ根高原リゾートリンクス(駒ヶ根市)
  • ベルシャイン(駒ヶ根市、伊那市)
  • 駒ケ根高原直売所(駒ヶ根市)
  • SEND(駒ヶ根市)
  • A-Coop(駒ヶ根市、伊那市)
  • グリーンファーム(伊那市)
  • たてしな自由農園(茅野市)
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